表裏一体

 スポーツクラブのお客さんに呼ばれて、晩飯へ。
お客さんを相手にしている自分はずいぶん普段と違うと思う。
誠実に接しすぎて、それがだいぶん親しくなっても
崩していけないってこともあるけど、まあしかたがない。
 別に自分を偽って付き合っているわけではない、
やっぱりお客さん、接客なのだ。
 相手にする人によって自分の引き出される面が違うとよく思う。
この人といればこのジャンル系の話をよくして、こんな自分でって。
違う人といればけっこう違った感じの自分がいたり。
 どの人と接している自分が本物ってことはなくて、色々な面が
自分の持っているキャラクターで、その時その時である面が
特化するんじゃないのかと思ったりしている。」